北九州市立大学 親子就活のススメ

就活用語 解説 14 【キャリアセンター】 大学の就職課。キャリア支援課、就職支援センターなど、呼称は大学によって異なる(本学ではキャリアセンターと言う)。学生生活や就職活 動などを通じ、学生が将来どんな社会人になりたいか、キャリア(経験・経歴)をどのように積んでいくかを探す(キャリア開発)支援をする。就 活に向けては、ESの書き方指導や模擬面接のほか、企業に呼びかけての学内説明会や就活セミナー開催、企業のインターンシップ紹介、悩み 相談等を行い、企業の採用情報、求人情報やOB・OG情報などを学生に提供する。多くの大学が、ホームページや講演会などを通じて保護者 向けにも就活情報を提供している。 【求人倍率】 企業の求人数の合計を求職者数で割ったもの。求職者1人につき、何件の仕事があるかを示す。景気が良いときは高く、不景気だと低 くなる。1倍を割り込むと、求職者よりも求人件数が少ない状態。「大卒求人倍率」は、リクルートワークス研究所が毎年まとめている。 2008年、09年卒業者の求人倍率は2.14倍で求人数も90万人を越えていたが、2008年のリーマン・ショックを境に急激に落ち込み、 2011~ 14年卒まで求人倍率は1.2倍台、求人数は50万人台が続き、「超氷河期」と呼ばれた。2015年卒から回復に転じ2019年卒は 1.88倍、約81万人に。新型コロナウイルスが直撃した2021年卒は1.53倍、68万人に急落し、6年続いた売り手市場はいったん終焉し たが、2027年卒では1.62倍に回復し、再び売り手市場となっている。経済状況の指標にも使われる「有効求人倍率」は、ハローワーク (公共職業安定所)が扱った月間有効求人数を月間有効求職者数で割ったもので、新卒の求人数・求職者数は含まれない。 【ソー活】 FacebookやX(旧Twitter)などソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS、ソーシャルメディア)を使い、双方向でコミュニケーション をとる就職(採用)活動。企業は採用情報などを発信し、学生は自分の情報を企業に向けて公開する。短時間の面接より友人関係やふだんの 活動の様子など学生の人となりがわかるため、SNSの情報を採用の参考にする企業も。企業の採用担当者は就活生のSNSを見ていると思っ た方がよい。人に見られて恥ずかしいこと、誰かの悪口、社会的に問題になること、アルバイト先で知った個人情報や企業秘密などは書き込 まないのが基本。 【中小企業】 国内の全企業数は340万社で、中小企業は国内の全企業の99.7%に上り、雇用者数では全体の7割を占める。中小企業には、社員一 人ひとりの責任・裁量が大きい、業務全体に関われる、経営者に近い、顧客も近い、チャレンジ精神が発揮しやすい、出世が早い、転勤が 少ない――といった大企業とは違うメリットがある。就活では名前のよく知られた大企業に目が行きがちだが、早いうちから中小企業にも 目を向けることも大事。中小企業基本法の定義では、「製造業」「建設」「運輸業」などでは従業員300人以下または資本金3億円以下、「卸 売業」では従業員100人以下または資本金1億円以下の企業。「サービス業」では100人以下または資本金5000万円以下。「小売業」では 従業員50人以下または資本金5000万円以下。 【ブラック企業】 違法または悪質な労働条件で働かせる会社。違法・脱法的な“反社会的企業”一般を意味していたが、2008年ごろから就職難を背景に インターネット上で呼ばれるようになって広まった。特徴は、(1)「君の代わりはいくらでもいる」との圧力を背景に若者に異常な長時間労 働を強いる(2)大量に採用し直後から生き残り競争を課して大量に辞めさせる(3)優秀・従順でない社員はパワハラで精神的に追い込 み「自己都合」退社させる――など。 【リクルートスーツ】 就職活動の際に着るスーツ、またその着こなしのスタイル。スーツは黒、紺、濃いグレーなどオーソドックスな色みが多く、シンプルな 形。就職活動の長期化や説明会などで毎日着るため、2~3着用意することも。1着2万~3万円程度が標準。シャツやベルト、靴、カバ ン、コートなど、一式そろえるため費用がかかる。色や形にこだわるよりも、アイロンをきちんとかけるなど清潔感や身だしなみを整える ことが大切。最近は、服装から個性や人柄を見たい、リラックスした普段着で素を見たいといった理由で、面接などに「私服でお越しくだ さい」という企業も増える傾向にある。

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